<Header>
<Author: 孟浩然>
<Title: 歲暮歸南山>
<Format: 格式不明>
<Year: 1988>
<BookName: 唐詩三百首詳解  上卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 歲暮に南山に帰へる>
<BookPage: 47>
<UsedPage: 1>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
北闕休上書，
南山歸敝廬。
不才明主棄，
多病故人疎。
白髮催年老，
青陽逼歲除。
永懷愁不寐，
松月夜窗虛。
<End Poem>
<Translation>
宮中の北門に上書する身となる、仕官の志を捨てて、故郷の南山鹿門山のあばらやにわたしは帰って来た。才能のない身を明君も用いることなく、病気勝ちであるために、古くからの友人も遠ざかった。

白髪の身は、老年へと追い立てられるような思いに迫られ、今春が近づいてその前の時節である年の暮れに迫っている。長い間抱き続ける心の思いに、憂い悩んで眠ることもできず、松の木にかかる月が、夜の窓をむなしく照らしているばかりだ。
<End Translation>